satonekoのブログ

動物や社会情勢。

第九章「精神病院」

私は、今28歳である。私が23歳の時、何もかもが見えなくなり、精神病院に入れられた。初めに入れられたのが、隔離という六畳一間の部屋。今も鮮明に覚えているが、母ちゃんが泣きながら僕を病院に入れた事。どうする手もなかった。それが母の想いだった。自分自身、精神病院に入ることに、かなりショックを受けた。隔離の中で暴れた。薬を投入され、まさに映画のワンシーンで見かける光景そのものだった。必死に神様に助けを求めるように、毎分毎秒毎日手を合わせた。正直これが僕にとって、人として歩んできた道程に対して、唾をかけられた気分だった。その時は、もう出たくて仕方なかった。精神病を患った事。母ちゃんと病室で話をし、何で分かってくれないんだと、涙を流し訴えた。母ちゃんもなき、2カ月いた上で、退院する事になった。初めて23歳の時病院に入り、それから27歳までの間で、4回も精神病院に入った。私の病気は、統合失調症と診断されており、何の病気かと言ったら、主に声が聞こえてくる病気で、最初に入院した病院から、その後入院した病院でも、統合失調症と診断され何度も入院した事。しかし私自身も何故病気になったかは、今の社会に繋がると思う。今の社会、心の病気が多く見受けられる中、心のない社会だからこそ、こう言った病気になること。これから先私自身も、心や病気の方のサポートもやっていかないといけないと何かの使命を感じる。

 

次回 第十章

 

吉村聡志