第十四章「裏切り」

人は裏切られた時、まず最初に抱く感情は、恨みであろう。私自身も、信頼を寄せていた友達に、裏切られた事がある。私自身もその方をものすごく恨んだ。しかしながら、人を裏切れば、裏切る心が心にしっかり刻まれ、人を救おうとしても、心から人様を救えなくなる。それが、心の掟である。どんな理由を被せようとも、神様が見ておられ、それを書き消そうとしても、書き消せないのが、人間様である。人間らしく生きる為には、人としての心を持たないと、真っ直ぐには生きれない。

次回　第十五章　近日公開予定

吉村聡志